日本代购-8号 本漆小札大鍬之御兜 平安武久謹製 サイズ:間口55×奥行35×高さ40.5(cm) 273,680円(税込) ※送料・代引手数料サービス こちらの五月人形をお買い上げのお客様に粗品をプレゼントさせていただきます。お子様との記念撮影にぜひご利用ください。 素材に本金鍍金(メッキ)を用い、鍬型を断ち切った後、一本一本ヤスリで丹念な面取りを手作業にて施しました。 兜の鉢は短冊形の金属板を一枚一枚矧ぎ合せていきます。この合わせ具合が強すぎても弱すぎても、最後の一枚はその両端に合わされません。 しかし、厳しい年輪を乗り越えてきた職人の技で、最後の一枚を寸分の狂いもなく合致させます。 吹き返しの部分を革で仕上げました。平安武久作の兜をより一層雅に演出します。 その昔実際に武具として使われていた甲冑は、しころ(兜のうしろ)の部分を漆で塗り固めることにより造られていました。漆で固めることにより丈夫になるためです。 湿度乾燥の漆は、年間にわたって一定の気温、湿度を保たなくてはなりません。漆塗りは、自然との戦いといえます。また、空中に舞う微細な塵・埃も漆塗りにとっては切実な悩みのひとつです。 平安武久氏の兜は漆を何重にも丁寧に塗られた唐櫃にしまっていただきます。湿気や乾燥、虫除けに強い漆で塗られた唐櫃がお子様の大切なお人形を守ります。 印刷によって加工された羽根が多いなか、人形のフタバでは希少な金鶏鳥・銀鶏鳥・雉などの天然の羽根を用いております。天然色ならではの自然な美しさが感じられます。また、 ビニール製のような簡単な創りではなく、本質にこだわり本物の籐巻の弓で仕上げました。気品の高さを演出します。 金銀箔とは0.1~0.4ミクロンまで打ち延ばした薄い箔で、作り上げるまでの行程ほとんどが手作業で行われます。また、薄く打ち延ばす過程で箔一枚ごとに微妙な色・艶・表情が現われます。金箔の輝きが平安武久謹製の甲冑を気品高く演出します。 作家紹介 平安武久 1968年(昭和43年) 二代目平安武久(佐治壽一)の長男として生まれる。 1989年(平成元年) 京都芸術短期大学(美学・美術史)卒 1993年(平成5年) 二代目平安武久に甲冑作りを師事。 2008年(平成20年) 経済産業大臣認定 伝統工芸士認定 第506598号 −現在に至る。 別格の甲冑師である作風は京物で有る事の誇りと自負を持ち、京都においても今や稀少となった数々の名人の手技によって一点一点手造りによって作り上げています。